トゥーランドットとは
三つの謎を投げかける美しい王女。
彼女に恋い焦れる若き王子。
オリエンタルな旋律が全編に流れています。
《トゥーランドット》は、ジャコモ・プッチーニ最後のオペラで、1926年に初演された全3幕の作品です。
この物語は、中国を舞台に、三つの謎を解けなければ命を落とすという残酷な掟から始まります。
作中で歌われるアリアは、登場人物の感情を鮮やかに描き出します。
- 原題:Turandot
- 作曲:ジャコモ・プッチーニ(Giacomo Puccini)
- 補筆:フランコ・アルファーノ(Franco Alfano)
- 初演:1926年(ミラノ・スカラ座)
- 幕数:全3幕
トゥーランドットはプッチーニの遺作となった作品。
プッチーニは第3幕の途中で世を去り、終幕はアルファーノによって補筆されました。
第3幕で歌われる《誰も寝てはならぬ》は、テノールのもっとも有名なアリアの一つとして知られています。
トゥーランドットの有名アリア一覧
作中には、人物の感情を象徴する名アリアが数多く登場します。
有名なアリアを登場順に紹介します。
- お聞き下さい、王子様(Signore, ascolta)
第1幕、リューのアリア。 - 泣くな、リュー(Non piangere, Liù)
第1幕、カラフのアリア。 - この宮殿の中で(In questa reggia)
第2幕、トゥーランドットのアリア。 - 三つの謎解きの場(Gli enigmi sono tre)
第2幕、トゥーランドットとカラフの二重唱。 - 誰も寝てはならぬ(Nessun dorma)
第3幕、カラフのアリア。 - 心に秘めた大きな愛です(Tanto amore segreto)
第3幕、リューのアリア。 - 氷のような姫君の心も(Tu che di gel sei cinta)
第3幕、リューのアリア。
どこか東洋的な旋律と、壮麗な合唱。
凍てつくような王女の心と、勝利を宣言するテノールの高らかな声。
《トゥーランドット》は、華麗さと激情がぶつかり合う壮大なオペラです。
あらすじや有名アリアを知ってから聴くと、その魅力はさらに深く味わえるでしょう。
▼トゥーランドットのアリアを名歌手で楽しみたい方へ:
プッチーニ《トゥーランドット》全曲(カラヤン指揮)
▼壮麗な舞台を映像で堪能したい方へ:
ゼッフィレッリ演出《トゥーランドット》全曲(アレーナ・ディ・ヴェローナ)
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